【深刻な空き家問題】なぜ空き家になってしまうのか

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空き家が多いのは田舎や郊外?それとも市街地?

日本では年々空き家が増えていっています。
国土交通省の「個人住宅の賃貸流通の促進に関する検討会」資料によると調査対象者の約2割(約1万5000人の内)の人が空き家をもっていることがわかりました。
内訳として一戸建てが約7~8割で最も多く、立地は田舎や郊外よりも市街地の方が多いデータが残っています。この結果は都市部の方が住宅の絶対数が多い為と考えられます。

 

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空き家になる理由

空き家になってしまう理由として、別の住宅に住み替えをした後、売却や賃貸に出す予定がなく放置してしまった場合や、親からの相続をしてそのままだったり、別荘として購入をしてそのままになってしまった場合等が多いようです。
一戸建てが空き家になってしまう理由として大きくは次の2つに分けられると思います。

①持ち主不在で空き家になるケース
②子供が空き家を相続するケース

空き家をどうするか。相続によって住宅を所有する人は「売却した」が多かったものの、「誰も居ないまま放置」が次いで多いことも事実なのです。

 

なぜ空き家のまま放置してしまうのか

現在住宅の所有率は高齢になるにつれ高くなっています。70~75代の人は実に8割の方が住宅を所有しています。
日本では75歳位になると住み慣れた家を離れて老人ホームに移る人が増える傾向があります。身体の衰えや、夫婦の片方との死別、取り巻く環境の変化に伴い生活のしやすい老人ホームへと移る人が増えています。その際に、子は親から住宅を相続しますが、多くの方は売却をせずにそのままの状態で維持を考えています。
その理由としては、思い出のある家を売却することは出来ないという思い入れや、税金の問題も考えられます。
土地や建物には固定資産税と都市計画税という税金がかかるのですが、2つを合わせると合計で1.7%となります。例えば1000万円の土地を持っていると税金が17万円かかる計算になります。しかし自宅やアパートの建っている土地に関しては「住宅用地の課税標準の特例」により大幅に優遇されているのです。先ほどの1000万の土地に200㎡以下の家が建っていた場合、税金は3万3000円ほどに抑えることができるのです。
土地を持っていても更地にしてしまうと税金の優遇がなくなってしまうため、あえて古くなった家でも残しておく人が多いと予想できます。
少数かもしれませんが、親の時代の建築の法規制が変わった為、活用しにくい状況にあるということも考えられます。

 

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