マンションの購入を検討されたことはあるでしょうか。
マンションの一室を購入する場合に、見ていただきたいポイントはたくさんあります。
たくさんありすぎて、結局どこを見ればいいのかわからない、全部見なければならない、と言われることも。
今回は数あるチェックポイントの中でも比較的簡単に見ることができ、確認しやすい部分についてご紹介しましょう。
その1つが、まずはトイレです。
トイレは、マンションの設計者の意図が表れやすい場所を言えます。
例えば、洋式トイレの便座は入り口のドアに向かって座るように配置されることが多いのですが、便器からドアまでの距離を確認されたことはあるでしょうか。
一見しただけではわかりにくいのですが、実際に座ってみると、かなり狭く感じることがありませんか。
最低でも55㎝は欲しいところだという設計士がいる中、40㎝程度の距離しかとられていないトイレを見かけないこともありません。
座ったり立ったりする際、または前かがみになる際に、ドアに頭をぶつけてしまいそうな距離、というより実際にぶつけてしまうような距離です。
しかも、これでは、便座に座った状態では、高さ的にドアノブが顔の真正面に来てしまうことも考えられます。
実際の距離よりもますます動きにくくなります。
それにもかかわらず、現実にはこの距離を取られていない物件もあり、高級マンションだからと言ってこの条件をクリアしているとは限りません。
購入の際に実際座ってまで確認されないようなことですので、この距離を削って、もっと目立つ場所を広げようとしている場合があるのです。
小さなことですが、こういったことに配慮されていないマンションが全体に住みやすいマンションになるでしょうか。
マンションの購入についてお悩みの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご相談ください。