空き家は古ければ古いほど有効活用がしにくいです。

築25年超の家の査定額は建物評価が0円

空き家は昭和55年以前に建てられた築35年超の古いものが全体の2/3をしめています。

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「売る」時に、築年数はどのような影響を及ぼすのでしょうか。まずは価格です。一戸建ての価格は土地代と建物代で成り立っていますが築年数より木造の建物の評価は変わります。新築を100とすると築3年でも70、築10年超では50、築25年超では0とみなされ、土地のみの評価となってしまいます。

また歳月をかけ、丹精込めて育てた樹木や立派な池のある素晴らしい庭であっても残念ながら、よほどのことがないと売り出し価格に反映されないのが一般的です。また昭和56年以前に建てられた築34年超の一戸建て、マンションは現在とは異なる耐震基準で建てられていて地震に強くありません。こうした物件も阪神淡路大震災、東日本大震災や熊本大震災以降敬遠されるようになってきました。

古い家は「貸す」にもリフォーム代がかかる

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誰かに「貸す」ことで収入を得ようとする場合も築25年超の家は水まわりや床・壁が劣化し、汚い、使い勝手が悪いという理由でリフォームの必要がある。一般論ですが築15年超の家は「リフォーム」した上で貸すことになるのでその費用を回収できるのかという問題になってきます。

過去のブログでも触れていますが空き家は「持っている」だけで税金などの維持費がかかり、「貸す」にもリスクがあります。上記で書いているようにもちろん「売る」のも大変です。

現在、所有されている物件を「売るべきか」「貸すべきか」「維持するべきか」でお悩みの方は是非ご相談ください。

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