こんなにある!建物の面積の種類

「法定床面積」、「専有面積」、「施工面積」の違いをご存知でしょうか・

建築の際にかかる費用は、いわゆる坪単価で比較することが多いと思います。
先のブログで書いたように、坪単価とは、建築費用を延床面積で割った数字を指します。
しかし、この坪単価、建築費用に含まる経費、必要最低限の設備の割合など、見るべき点が多々あり、坪単価のみで比較するには注意が必要な数字なのです。

ca072c8637a3bea1975ff983525b6f1d_s

さらに、この坪単価を算出する際、どの面積をベースにしたかによっても大きく変わることがあります。

「法廷床面積」は、建築基準法で定められた床面積です。
法律で定められる建ぺい率や容積率の算定にも必要な数字です。
固定資産税の算出にも使用されます。
基本的に、各階の床面積を合計した面積です。
ただし、駐車場については全床面積の合計の1/5未満、地下室部分については全床面積の合計の1/3未満であれば床面積に含めないなど、緩和措置が取られています。

「専有面積」は、賃貸や売買の際の部屋の中の面積の合計です。
マンションのエントランスやエレベーターホール、廊下などの共有部分は含まれません。
バルコニーの面積は、場合によって判断されていることが多いようです。

「施工面積」は、建築した面積の総計です。
延床面積、総省面積などと呼ばれます。
また、場合によっては、バルコニーを含める/含めない、地下室を含める/含めないなどあいまいになっている部分もあります。

坪単価で比較する際、法定床面積で算出された数字なのか、施工面積で算出された数字なのか、注意が必要です。
そのためにも、建物の面積を表す数字について知ってみてはいかがでしょうか。

6a34412dd9e9c2a8783058bdebafceda_s

家屋のご購入をお考えの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です