マンション購入の際に方角を気にするべきか?

マンションを購入する際に、方角を気にされる方は多いものです。
ただ、方角ばかりを優先させて、マンションを購入するのは危険です。

マンションを建てる際、事前に役所に対してどういった建物を建てるかを申請し、許可を得なければなりません。
建築確認申請と言われる作業です。
この確認申請の書類と、実際にできあがった建物の方角が異なる場合があります。

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磁石の北を「磁北」と言います。文字通りコンパスのN極が指し示す方向です。
それとは別に、確認申請の北を「真北」と言います。地軸の極が北極星を指し示す方角、北極点の方角です。
これら磁北と真北は、異なっているのです。
日本各地で、約3~9度の差があると言われています。
微妙な差かもしれませんが、北東向きの部屋と東向きの部屋では、方角を気にされる方にとっては印象に違いがでます。
日当たりが悪いなどの理由で、北を避けたくなりますが、こうした違いも考慮に入れてみてもいいかもしれません。

また、せっかくマンションの南向きの部屋を購入したのに、結局日当たりが悪いという話を聞くこともあります。
都心ではもともと四方にビルが建っていることがあるのです。
新築マンションの場合は、モデルルームのみで判断しないことが大切になるでしょう。
実際にどのような立地で、どのような建物になるのか、見極めが必要となりそうです。

隣が空き地であることも、実は要注意です。
あとから建物が建つ可能性が高いのです。
とくに、ご自分の購入したいマンションが南向きで、南側に空き地があるなら、やはり南向きをうたう新マンションがその空き地に建てられることが考えられます。

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マンション購入の際に、方角を気にするのはよくあることです。
やはり日当たりが良い部屋は気持ちがいいものです。
ただ、それだけで判断してしまわないよう、仲介業者に相談し、十分に調べることが心配のないマンション購入の手がかりとなるはずです。

マンションのご購入をお考えの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

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