不動産と有資格者との連携③

不動産を購入する際、不動産を介した経営をする際に、密接な関係にある資格は多々あり、先のブログでは司法書士、税理士について見てみました。

他に、建築士、測量士、行政書士、土地家屋調査士などの資格があります。
特に大規模なプロジェクト、例えば大型マンションの建築、経営などには、たくさんの有資格者の助けが必要になることが多いと思います。

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広い空き地にマンションを建てることを考えた場合、まずは不動産屋に連絡するでしょう。
土地の状況や、近隣の環境、マンションの有用性など、不動産屋の視点で最初の一歩をお手伝いしてもらいます。

そして、不動産屋を通したり、知人などの紹介によって税理士に相談をしてみるのもいいでしょう。
状況を見て、大規模なマンションであれば、等価交換方式で建てることを進められるかもしれません。

等価交換方式とは、土地の所有者の提供する土地を、その土地に建設業者が建てる建物の一部を交換することです。
10階建のマンションでしたら、1階から3階までを建設業者が所有することにし、4階から10階までを土地の所有者が所有することにします。
建設業者は、1階から3階を店舗や事務所として貸し収入を得、土地の所有者は4階から10階までを賃貸マンションとして貸し家賃収入を得ます。
この場合、土地の所有者は自己資金の心配が少なく、収益を考えられます。

等価交換方式で、マンションの建築を予定することになれば、建築士に相談します。
どの程度の規模のマンションが建設可能か判断してもらいます。
そして、もちろんマンションの設計、監理をお願いできます。

さらに、測量士です。
土地を測量し、隣接地との境界線を確認してもらいます。

マンション完成後は、土地家屋調査士にマンションの区分所有登記を行ってもらい、司法書士にその所有権を保存登記してもらう、といった具合です。

最後に、また不動産屋の登場です。
テナントや入居者の募集を依頼します。

このようにいろいろな場面で、いろいろな有資格者との連携が必要になることがあります。

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不動産についてお悩みの方は、まずはエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

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