土地を評価する

土地を売るためには、まず土地を評価しなければなりません。
自分の所有している土地にどのぐらいの価値があるのか、まずは知ることが大切なのです。

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そして、土地を評価するには、2つの手順が考えられます。

まず、土地のある地域の地価水準を把握することです。
重要な点は、その地域の標準的な土地について調べることです。
特別の長所も短所も見受けられない土地です。

住宅地の例を挙げると、4~5mの公道に接面する整形の50坪程度の土地で、これを「標準画地」といいます。
地下公示価格、相続税の路線価は、この標準画地を前提としています。

とはいえ、土地はすべて標準的ではなく、面積が広すぎたり、狭すぎたり、誰かの土地を通らないと道路へ出られなかったり、何らかの短所といえる点があります。
「標準的」な土地は、相対的にはむしろ良好物件のように感じられることもあります。

2つ目の手順は、この「標準的」な土地にいろいろな条件を合わせていくことです。
地形や接面道路などの諸条件を「標準画地」と比較し、評価額を加減算する作業を行うのです。

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土地評価の最大のコツは、買い手の立場で考えることです。
最終的には買い手がつかなければ、いくら評価しても意味がありません。
売り手がどのように感じていても、買い手が、自分にとって都合がよい、いい物件であると思わなければ購入には至らないでしょう。
売り手のイメージや感覚と、買い手のイメージや感覚が合うとは限りません。
個人的な感覚だけでなく、相対的な評価が必要になります。
そして、その相対的な評価を、買い手の立場になって考えてはいかがでしょうか。
そうすることで、また違うものが見えてくることもあります。

土地の運用についてお悩みの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

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