地価水準を把握するには?

地価を把握するにはどうしたら良いでしょうか。
まず、考えられるのは公表数値を利用することです。

公表数値には、地価公示価格というものがあります。
土地取引の際の指針とさせるべく、国土交通省土地鑑定委員会が、適正な地価の形成に寄与するために、毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を公示するものです。
ただし、公示されている場所が限られており、知りたい土地の価格水準と照らし合わせられるかは難しいことがあります。

fd2cdb20a37b36813b0d2496e3a12e4f_s

また、路線価というものがあります。
市街地的形態を形成する地域の路線に面する宅地についての評価額です。
課税価格を計算する基準値になります。
相続税や贈与税の基となる相続税路線価と、固定資産税や都市計画税・不動産取得税・登録免許税の基となる固定資産税路線価があり、相続税路線価を指す場合が多いようです。
路線価の目安は、地価公示価格の8割とされています。
地価公示価格の調査地点は限られていますので、この路線価でだいたいの目安を知ることができるでしょう。

この他にもいろいろな業者が調査した数値が出ています。

240766d7c7eed62f6e1a68b272087fa0_s

それぞれに役割や意味があり、すべて自分の所有する土地に適合できるかというとそうではないかもしれません。
しかし、こういった公表されている数値を使うことは、主観的な判断よりも説得力があります。
指標のひとつとして、考慮にいれてみてはいかがでしょうか。

土地についてのご相談は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です