建物の構造比較

【建物の構造比較】

建物の構造には、主に下記の4つがあります。

1. 木造=W造(Wood)
2. 鉄骨造=S造(Steel)
3. 鉄筋コンクリート造= RC造(Reinforced Concrete)
4. 鉄筋鉄骨コンクリート造= SRC造(Steel Reinforced Concrete)
この他に、これらの複合構造などもありますが、この4つが建物の構造の主な種類です。

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前回のブログで、どのような構造なのか簡単にみてきました。
今回は、それぞれの特徴についてみてみましょう。

1. 木造は、日本で培われてきた構造ですので、日本の風土や気候に合い、木のぬくもりを感じることができます。
通気性はいいのですが、つまり気密性が低く、その分遮音性も低くなりがちです。
耐火性も高いとは言えません。
比較的長大な空間が作ることでき、レイアウトの自由度は高いと言えるでしょう。
後の増改築も比較的容易です。

2. 鉄骨造は、梁、柱を強固に接合するため、大空間を作る事が可能です。
陸屋根などの屋上を有効に活用するデザインにも使えます。
狭小な土地での施工も可能ですが、建物が重くなるため、基礎を強固なものしなくてはなりません。その分コストがかかると言えるでしょう。
防音性はあまり高くないと言われていますが、耐火性、耐震性はともに高いのが特徴です。

3. 鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートのそれぞれの特徴を組み合わせ、強さとしなかやかさの両方をもつことができる構造です。
ラーメン構造、壁構造など、用途に応じて使い分けることができ、個性的なデザインも可能にします。
気密性が高いので、遮音性が高く、通気性は低くなります。
耐火性、耐震性もともに高いと言えます。

4. 鉄骨鉄筋コンクリート造は、耐震性、耐火性、耐久性が高くなります。
高層の建物にも適しています。防音性にも優れています。鉄骨構造と鉄筋コンクリート構造のメリットを併せ持っているのです。
ただし、建築コストがかかり、それにより他の構造のマンションに比較して、同じ間取りでも家賃が高くなることが多いと言えます。

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