建物の構造

マンションをお探しの際などによく見かける「RC」という言葉をご存知でしょうか。
なんとなく知っていて、購入の際は「RC」と書いてある建物の中から探そうと思っておられる方も多いかもしれません。

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RCとは、建物の構造で、鉄筋コンクリート(Reinforced-Concrete)構造のことです。
建物の構造にはいくつかの種類があります。

RC造が一番優れているということではなく、それぞれの構造にいろいろな側面があり、どのような建物を建てるかによって、適している構造の種類は変わります。
建物の構造には、どんな種類があるでしょうか。

1. 木造=W造(Wood)
2. 鉄骨造=S造(Steel)
3. 鉄筋コンクリート造= RC造(Reinforced Concrete)
4. 鉄筋鉄骨コンクリート造= SRC造(Steel Reinforced Concrete)
この他に、これらの複合構造などもありますが、この4つが建物の構造の主な種類です。

それぞれを見てみましょう。

1.木造とは、主な構造部分に木材を用いた構造です。
日本の気候や風土で育まれてきた構造です。長く伝わる様式、工法があります。

2.鉄骨造とは、柱や梁など骨組に鉄骨を使用した構造です。
軽量で耐震性に富むという鉄の特性を活かし、建物の主要構造部を形鋼、鋼板、鋼管などの鋼材を用いて組立てる構造です。
木造の柱が鉄になったものをイメージするとわかりやすいかもしれません。

3.鉄筋コンクリート造とは、柱や梁などの主要構造部に鉄筋の入ったコンクリートを用いた構造をいいます。
鉄筋の格子状に組み立て、型枠という木製枠で鉄筋を囲み、その中にコンクリートを流し込みます。
鉄筋とコンクリートのそれぞれのメリット、デメリットを増強、補完するように考えられています。

4.鉄骨鉄筋コンクリート造とは、鉄筋コンクリートの中心箇所に鉄骨が組まれている構造です。鉄筋コンクリート造の芯の部分に鉄骨が入っていると考えてよいでしょう。
鉄筋コンクリート造、鉄骨造の良さを併せ持っています。

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次回は、それぞれの構造を比較してみたいと思います。

建物の購入をお考えの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

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