知っていると得をするかも!?②

前回からの引き続きで、物件の見学などをされる際に、見ておくと得をするかもしれない、見落としがちなポイントについて書きたいと思います。

和室の入り口などには、開き戸ではなく、左右にドアを移動させる引き戸(襖など)がよく使われています。
引き戸は開き戸と違って、ドアの開閉のためのスペースが必要ないため、より多くの空間を確保することが可能です。

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引き戸には、大きく2つの種類があります。
一つは吊りレールタイプで、もう一つは下レールタイプです。
それぞれに特徴がありますが、音の問題に関しては、吊りレールが有利です。
ただし、襖は下レールタイプが一般的ですが、襖自体が軽いので、あまり音の問題については気にしなくていいことが多いようです。

下レールタイプでも、ドアについているタイヤをポリエチレンなどにすることで、音を抑えるよう工夫されてものもありますが、夜の静かな時間帯には建物を伝わる音がひびきやすく感じるかもしれません。

これに対し、吊りレールは、開閉が軽く音が階下に伝わりにくい構造です。

さらに、戸についてここまで注意したら、吊りレールに、開閉時にドア自体が振れないようにする「振れ止め」がつけられているかまで確認してみてください。
開閉のしやすさはもちろん音を抑える効果もあります。

では、次は開き戸について見てみましょう。
開き戸で確認していただきたいのは、壁と扉枠をつなぐジョイント具、蝶番です。
丁番とも書きます。

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扉の上下2カ所につけているものと、上下、中央の3カ所につけているものがあります。
コストは当然2カ所の方が安くなるのですが、3カ所のものをお勧めします。
特に築年数の高い物件は、扉などに目に見ない程度でもゆがみや反りがでていることが多く、不快な音をたてたり、開閉しにくくなったりします。
3カ所のものの場合、2カ所のものよりも、それを食い止める効果が大きくなります。

細かいことではありますが、意外に住んでみると気になってくることが多いものです。
ご購入の前に、ちょっと思い出してみてはいかがでしょうか。

物件のご購入をお考えの方は、ぜひ一度エーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

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