遠くて行けなくても契約、引渡しはできることをご存知ですか?

親の家を空き家状態にしている場合のよくある理由として、「遠いから不動産会社との対応や契約、登記といった諸手続きができない」というのがあります。

一度は不動産会社に直接出向いて話した方がいい。

家を「売る」「貸す」と決め、不動産会社を1社に絞り込む段階で、一度は不動産会社に出向いて、売り出し価格の査定や家賃設定についての説明を直接受け、わからないことは質問すべきです。そしてその対応により信頼できる不動産会社かどうかを、実際に確かめるというプロセスは、安心・安全な取引のためには踏むべき手順です。

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しかし、ひとたび売りに出したり、借り手の募集が始まれば、その後の状況報告を聞いたり、売り出し、貸し出し条件の変更などについては、電話やメール、ファックスでやり取りすることで十分対応できます。

契約や引き渡しも出向かずに済ませることができる。

親の家の買い手が決まったら、売買契約を交わします。通常は買い手と売り手、仲介業務を行なった双方の不動産会社が一堂に会し、契約書にサインをし、売買代金の一部となる手付金を書いてが売り手に支払います。

でも遠隔地のため、その場に出向けない場合はどうなるのでしょうか。

事前に不動産会社から契約書を送ってもらい、それに実印を押し、印鑑証明を添付して送り返します。送り返した契約書に書いてがサインするといった、持ち回り契約ができるのです。同時に売買代金の一部である手付金を書いてに売り手の口座へ振り込んでもらいます。しばらく経ったのち、売り手の方は銀行に連絡して入金確認ができたら、契約は終了となります。

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その後、日をあらためて引き渡しがあります。引き渡しとは売買代金の残金支払いと同時に司法書士へ登記委任をする手続きで、この場面も出向かずに済む方法があります。契約同様、司法書士から事前に郵送された登記関連の書類に押印したものを返送し、次に書いてが押印。その後書いてが残代金を売り手の口座へ振り込み、売り手が送金されたことを確認し、司法書士に登記代行の手続きをして引渡しは終了になります。

いかがでしたか?

今回の記事の内容のお悩みをお持ちの方は是非参考にしていただければと思います。

それでも面倒だという方は是非一度エーアンドシーキャピタルの方までご相談ください。

 

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