高層マンションの落とし穴

高層マンションは、人気の物件です。
眺望が良い、ステイタス感があるのは言うまでもなく、コンシェルジュやスパなどのサービス、クリニックや小売店などを設けている高層マンションが増えてきている、というのが理由のようです。
都市部、とくに東京都に増えています。

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しかし、自然災害の多い昨今では、火災や災害時に発生しやすいと考えられる問題点について警鐘を鳴らす専門家もでてきています。

開催時の消火活動の困難さや、中高層階の高齢者や障がい者、小児が避難階段で避難することが困難であったり、地震などの揺れが高層階に行くほど大きくなる危険性など様々な問題点が考えられます。

災害時だけなく、平常時でも、設備の配管などが破損して水漏れが発生すると、一般的な階層のマンションに比べ、修繕工事が大掛かりになることが多いのです。

高層マンションだけではありませんが、停電した場合、エレベーターや給排水施設に影響がでます。
災害時にエレベーターが使用できなくなるのは当然としても、その場合、エントランスの自動ドアも開かなくなることも考えられます。
また、ポンプが停止してしまうため、トイレが使えなくなるだけでなく、水道すら使えなくなることもあります。

非常時には、高層階で身動きがとれなくなり孤立してしまったり、外出先から自宅にもどることもできなくなってしまいます。
最近では、「高層難民」という言葉もでてきました。

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そういったことを踏まえ、高層マンションには、自家発電装置を設置する物件も増えてきています。
平常時のように電気を使えるという装置、設備ではありませんが、非常時にエレベーター、エントランスドア、給水ポンプなどを動かすなど、必要最低限の電力をまかなおうとしています。

高層マンションの購入をお考えの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご相談ください。

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