地価の不思議

ご存知のとおり土地の価格、売買価格を地価と言います。
この地価を定めるには、いろいろな条件がありますが、土地の面積、すなわち地積も大きな影響を与えます。

広い土地、地積の大きい土地を所有するのは、地価を考えた場合、販売に有利な気がします。
広い分、総額も大きくなります。
単純計算をすると、一坪の価格を100とすると、20坪なら2000、100坪なら10000となるように思えるからです。
しかし、地積だけで他の条件を考えなくても、そう単純に計算できないのが、地価なのです。

広い土地を購入すると、まずは開発費用が必要になります。
開発費用は、広いとその分正比例ではないにしても、かさんでいきます。

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また、開発にも時間がかかります。
今や、地価も下がる時代です。
開発している間に土地の価格が値下がりし、損失を被る危険性も考えられなくはないのです。

さらに、特に一般の住宅の場合、資金力から一定の金額を超えると途端に購入しにくい値段帯になります。
広い土地が望まれていても、手が出せない価格になってしまうのです。

しかも、いくら広いと言っても、住宅に適した地積を超えている場合、広いこと自体が不要であったり、広いことで効率が悪くなったりします。
そのため、土地だけに高い金額を出しにくくなるのです。
むしろ、適度な広さの土地であることが重要になります。

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このように、地積が大きければそれだけ儲かるということにはならないことが多いのです。
どのような土地を購入し、どのような販売戦略を練るか、いろいろな角度からの判断が必要になります。

土地のご購入をお考えの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。

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