アパート、マンションを経営するにあたって、悩むことは多々ありますが、その中の一つは空室のリスクです。
空室のリスクを避けるためには、物件に競争力をつけることが大切です。
しかし、どのように競争力をつければよいのか、それが問題です。
家賃を下げるのが一番簡単かもしれません。
その場の一時的な金銭的負担、日数的負担が少ない方法ではあります。
広い層にアピールすることもできます。
しかし、安易にこの方法に頼るのは決して得策ではないといえるでしょう。
長期的な金銭的負担が増えることにつながる可能性があります。
既存の入居者に不平不満がでることになります。
また、その地域に値下げ競争が起こるなど、結局はさらなる負担が増えることにもなりかねません。
そこで、空室のリスクを減らす方法の一つとして、絶対数は少なくても確実なニーズを狙うという方法があります。
例えば、ペットです。
昨今のペットブームにより、多くなりましたが、まだまだ余地はあります。
「ペット可」にするだけで、家賃のアップが見込めます。
ペットを飼うための設備などを工夫し、ペット対応物件にすれば、さらに費用対効果が出てくるのではないでしょうか。
入口にペットの足洗い場、ペットのリード用フック、ペット使用の壁紙や床を設けるなど、いろいろな対応方法があります。
また、立地条件によっては、楽器演奏可能な物件を考えることもできます。
音大近くなら、防音のしっかりした部屋、楽器を出し入れしやすい間口を設けたマンション、これだけでも他との差別化を図ることができるかもしれません。
最近では、自転車も流行っていますので、自転車を室内にまで持って入れるような物件にすることもできます。
エレベーターを広くする、室内に自転車を置くスペースや、壁に立てかられるような装置を取り付けるなどが可能ではないでしょうか。
このように、家賃を下げる前に、確実なニーズを狙い、逆に家賃を上げられるような物件を考えてみることも一つの方法です。
賃貸経営にお悩みの方は、ぜひエーアンドシーキャピタルまでご連絡ください。